発達障害やコミュニケーションが苦手な方の中には、困ったときに自分の状況をうまく説明できない方もいます。
そんなときに役立つのが、さいたま市が配布している「サポートカード」です。
今回は、さいたま市のサポートカードについて、対象者や使い方、配布場所をわかりやすく解説します。

サポートカードとは?
サポートカードは、日常生活で困ったときに、自分の特性や周囲にお願いしたい配慮を相手に伝えるためのカードです。
主に発達障害(自閉症、ADHD、学習障害など)がある方や、発達に不安のある方、その保護者を対象に配布されています。カードには「困っていること」や「お願いしたいサポート」を記入でき、言葉で説明するのが難しい場面でも活用できます。
ヘルプマークとの違い
ヘルプマークは「支援が必要であること」を周囲に知らせるためのマークです。
一方、サポートカードは、
- どんなことで困るのか
- どのような支援をしてほしいのか
を具体的に伝えるためのカードです。
ヘルプマークと併用している方もいます。
どんなことを書けばいい?
例えば次のような内容を記入できます。
- 説明は文章で書いてほしい
- 長い説明は理解しにくい
- 待つことが苦手
- 静かな場所で待たせてほしい
- 困ったときは家族へ連絡してほしい
- 感覚過敏があり騒音が苦手
本人に合った内容を自由に記入できます。
どんな場面で使える?
サポートカードは様々な場面で活用できます。
病院
診察や受付で困りごとを伝える。
学校
先生や職員へ配慮してほしい内容を伝える。
公共施設
手続きや相談時に理解を得やすくなる。
災害時
避難所などで必要な支援を伝える。
買い物や外出
店員や駅員などに支援をお願いできる。
言葉で説明しづらい方にとって、大きな安心材料になります。
どこでもらえる?
さいたま市では以下で無料配布しています。
- さいたま市発達障害者支援センター
- 各区役所支援課障害福祉係
希望者に配布されており、障害者手帳が必須ではありません。さいたま市在住の方が対象です。
注意点
サポートカードは障害を証明するものではありません。
また、このカードを提示しても料金の割引や優遇措置を受けられるわけではありません。
あくまでも「支援をお願いするためのコミュニケーションツール」として活用するものです。
まとめ
さいたま市のサポートカードは、発達障害などで困りごとを抱える方が、自分に必要な支援を周囲へ伝えるためのカードです。
- 無料で配布
- 障害者手帳がなくても利用可能
- 病院や学校、公共施設などで活用できる
- 配慮してほしい内容を具体的に伝えられる
外見からは分かりにくい困りごとを抱える方にとって、安心して生活するための便利なツールです。



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