「さいたま市は治安がいいの?」
さいたま市への引っ越しや住宅購入を考えている人にとって、気になるのが地域の犯罪状況です。
特に小さな子どもがいる家庭や、一人暮らしをする人にとっては、駅から自宅までの道や住宅街の安全性も重要なポイントになります。
そこで今回は、埼玉県警察が公表している犯罪統計をもとに、さいたま市の犯罪件数や、どのような犯罪が多いのかを見ていきます。
さいたま市の犯罪件数は多い?
まず知っておきたいのが、「犯罪件数が多い=治安が悪い」とは限らないということです。
さいたま市は人口が約136万人いる大都市です。
人口が多く、駅や商業施設も多いため、犯罪の「件数」だけを見ると多く見える可能性があります。
そのため、さいたま市の治安を考える場合には、
- 犯罪の総件数
- 人口あたりの犯罪件数
- 犯罪の種類
- 地域ごとの違い
などを合わせて見る必要があります。
埼玉県警察は、市町村別の刑法犯認知件数を公表しています。令和7年の確定値も公開されており、さいたま市についても区ごとの状況を確認できます。
さいたま市で多い犯罪は?
さいたま市の犯罪を考えるうえで、特に注意したいのが「窃盗」です。
窃盗には、
- 自転車盗
- 万引き
- 車上ねらい
- 侵入窃盗
- 自動車盗
- オートバイ盗
などがあります。
中でも都市部では自転車盗が身近な犯罪の一つです。
駅周辺の駐輪場、マンションやアパートの駐輪場、商業施設など、自転車を利用する場所では注意が必要です。
「少しの時間だから大丈夫」と鍵をかけずに離れるのは避けたほうがいいでしょう。
さいたま市では自転車盗に注意
さいたま市で暮らす場合、自転車を利用する人は多いと思います。
自転車盗を防ぐためには、
必ず鍵をかけること。
これが基本です。
さらに、
- 自宅でも施錠する
- 駐輪場を利用する
- ワイヤーロックなどを追加する
- 防犯登録をしておく
といった対策も有効です。
特に駅周辺では自転車を利用する人が多いため、盗難対策はしっかり行いたいところです。
住宅への侵入盗にも注意
さいたま市で住宅を購入する場合には、「侵入窃盗」も確認しておきたい犯罪です。
侵入窃盗には、空き巣や忍込み、居空きなどがあります。
住宅街だから安心というわけではありません。
戸建て住宅の場合は、
- 玄関
- 勝手口
- 1階の窓
- ベランダ
- 窓の鍵
などを確認しておきましょう。
特に一戸建てを購入する場合は、家そのものだけでなく、周辺の道路状況や街灯、人通りなども確認することをおすすめします。
さいたま市は「区」によって違う
さいたま市は10区に分かれています。
- 西区
- 北区
- 大宮区
- 見沼区
- 中央区
- 桜区
- 浦和区
- 南区
- 緑区
- 岩槻区
同じさいたま市でも、駅周辺の繁華街、住宅地、幹線道路沿い、郊外では環境が大きく異なります。
例えば大宮駅周辺は、多くの人が集まる大きな繁華街です。
一方、駅から離れた住宅地では人通りが少なく、また違った防犯上の注意点があります。
そのため、
「さいたま市は治安がいい」「さいたま市は治安が悪い」と一括りにするのは適切ではありません。
住む場所を選ぶときは、区だけでなく、駅や町名単位で確認することが重要です。
犯罪件数だけで住む場所を決めない
住宅を購入したり、賃貸住宅を探したりする場合、犯罪件数だけで判断するのはおすすめできません。
例えば、
- 駅から自宅までの道
- 夜間の街灯
- 人通り
- コンビニなどの営業時間
- 周辺の商業施設
- 交番の場所
- 学校までの通学路
- 自転車置き場
- 防犯カメラ
なども確認しましょう。
特に女性の一人暮らしや子育て世帯の場合、昼間だけでなく夜の街の雰囲気を確認することが大切です。
さいたま市の犯罪は増えている?
犯罪の発生状況は毎年変化します。
埼玉県全体では、令和7年の刑法犯認知件数は53,471件で、前年より1,804件、3.5%増加しました。
また、令和8年に入ってからも犯罪統計は毎月更新されています。
埼玉県警察では、市町村別・警察署別の犯罪認知件数を公開しているため、最新の状況を確認することができます。
ただし、年度途中の数字は暫定値になるため、前年との比較をする場合には同じ期間同士で比較することが重要です。
さいたま市で暮らすなら防犯対策を
犯罪を完全になくすことはできません。
だからこそ、日常生活の中でできる対策が重要です。
自宅では、
「鍵をかける」
「窓を確認する」
「自転車を施錠する」
「不審な訪問や電話に注意する」
といった基本的な対策を徹底しましょう。
また、特殊詐欺にも注意が必要です。
「電話でお金の話が出たら、一度電話を切る」という習慣を持っておくことも大切です。
さいたま市は治安が悪いの?
結論として、犯罪件数だけを見て「さいたま市は治安が悪い」と判断するのは適切ではありません。
人口約136万人の大都市であるため、犯罪件数そのものは一定数発生します。
一方で、犯罪の種類を見ると、身近な窃盗などへの対策が重要になります。
また、さいたま市は非常に広いため、住む場所によって街の雰囲気や犯罪発生状況が変わります。
住宅を購入する場合や引っ越しをする場合は、「さいたま市全体」ではなく、希望する区や町名まで絞って調べることをおすすめします。
まとめ
さいたま市は人口の多い大都市であるため、犯罪件数だけを見ると多く感じるかもしれません。
しかし、犯罪件数は人口や駅・商業施設の数などにも影響されます。
さいたま市で暮らす場合は、特に自転車盗や窃盗、住宅への侵入など、身近な犯罪への対策を意識することが大切です。
また、さいたま市は10区あり、それぞれ街の特徴が異なります。
これから引っ越しや住宅購入を考えている人は、犯罪件数だけではなく、駅から自宅までの道、街灯、人通り、防犯カメラなども実際に確認してみましょう。
埼玉県警察では、市町村別・警察署別の最新の犯罪統計を公開していますので、住みたい地域が決まったら、より細かい地域のデータまで確認すると安心です。



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