障害がある方の中には、通院や買い物、通勤などで自家用車が欠かせない方も多くいます。
しかし、近年はガソリン価格の高騰が続き、家計への負担も大きくなっています。
そこで利用したいのが、**さいたま市の「自動車燃料費助成制度」**です。
この記事では、対象となる人や助成額、申請方法、注意点について詳しく解説します。
自動車燃料費助成制度とは?
さいたま市では、障害のある方が自家用車を利用する際の経済的負担を軽減するため、自動車燃料費の一部を助成する制度を実施しています。
通院や日常生活で自動車が必要な方を支援する制度で、毎年申請することで助成を受けられます。
助成の対象となる人
次の条件を満たす方が対象です。
- さいたま市に住民登録がある
- 前年度の本人の市町村民税が非課税
- 次のいずれかに該当する障害がある
身体障害者手帳
- 1級
- 2級
- 下肢または体幹機能障害3級
療育手帳
- ○A
- A
精神障害者保健福祉手帳
- 1級
複数の手帳を所持している方
次のいずれかを2つ以上所持している方も対象になります。
- 精神障害者保健福祉手帳2級
- 身体障害者手帳3級
- 療育手帳B
誰が運転しても対象になる?
対象となるのは次のいずれかです。
- 障害のある本人(18歳以上)が運転する場合
- 障害のある方のために、同居する家族が運転する場合
つまり、本人が運転できなくても、家族が送迎している場合は助成を受けられる可能性があります。
助成額はいくら?
助成額は、
ガソリン・軽油など1リットルにつき50円
となっています。
年間の助成上限は
10,000円
です。
例えば、
- 年間100リットル給油
→5,000円助成 - 年間250リットル給油
→上限の10,000円助成
となります。
対象となる自動車
助成対象となる車は、
- 本人名義
- 同居家族名義
の自家用車です。
申請時に車両登録を行う必要があります。
申請方法
申請は、お住まいの区役所の支援課で行います。
主な必要書類は、
- 障害者手帳
- 運転免許証
- 自動車検査証(車検証)
- 振込先口座が分かるもの
などです。
燃料費の請求方法
助成を受けるには、給油した際の領収書を保管しておく必要があります。
請求時には、
- 領収書
- 運転免許証の写し
などを提出します。
また、一定の条件を満たす場合はオンライン申請にも対応しています。
福祉タクシー助成との違い
さいたま市には、
- 福祉タクシー利用料金助成
- 自動車燃料費助成
の2つの制度があります。
ただし、同じ年度に両方の制度を同時に利用することはできません。
自家用車を日常的に利用する方は燃料費助成、車を所有していない方やタクシー利用が多い方は福祉タクシー助成が向いています。
この制度を利用するメリット
燃料費助成を利用すると、
- 通院の負担軽減
- 通勤・通所の交通費節約
- 家族の送迎負担の軽減
- ガソリン価格高騰への支援
につながります。
年間10,000円の助成でも、継続して利用することで家計の助けになります。
よくある質問
ガソリン以外の燃料も対象ですか?
自動車で使用する燃料が対象です。詳細は申請時に区役所へ確認しましょう。
家族名義の車でも利用できますか?
はい。同居家族が所有する車で、障害のある方のために使用している場合は対象となります。
毎年申請が必要ですか?
助成金の請求は毎年度必要になります。領収書は捨てずに保管しておきましょう。
まとめ
さいたま市では、障害のある方の移動を支援するために自動車燃料費助成制度を実施しています。
主なポイントは次のとおりです。
- 市民税非課税世帯など一定の条件を満たす方が対象
- 身体・療育・精神障害者手帳の対象等級がある
- ガソリンなど1リットルにつき50円を助成
- 年間最大10,000円まで助成
- 本人または同居家族名義の車が対象
- 福祉タクシー助成との併用は不可
通院や買い物などで車を利用する方にとって、生活を支える大切な制度です。対象となる可能性がある方は、早めに区役所の支援課へ相談し、制度を活用しましょう。



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